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【車ナビゲーション:車の買い方編⑨】中古車購入時に重視すべききなのは年式?それとも走行距離?

年式や走行距離は、中古車の価格を大きく左右する要素です。

中古車を購入するにあたって、年式と走行距離、どちらをどの程度重視するべきなのか、それぞれが購入後のカーライフにどのような影響を与えるのか、などについてご説明します。

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高年式と低年式の価格設定

中古車は、同じ車種の場合は基本的に年式の低いもの(古いもの)の方が価格が低い傾向にあります。

また、走行距離についても価格に影響する要因となります。

同じ車種の場合で、年式が低い+走行距離が多い車と、年式が高い+走行距離が少ない車で比較した場合は、前者のほうが価格が低く設定されることでしょう。

しかし中には年式が低いにもかかわらず、それほど走行距離が多くないものや、これまでのオーナーの管理が良かったためにコンディションの良いものがあります。

こういった中古車を見つけることが、お得に車を入手できる近道になります。

年式の高いもので価格が高めに設定されているのは、やはり走行距離も少なくコンディションの良いものが全体的に多いことと、性能の良さが理由です。

低年式の車でも、走行距離がそれほどでなければ、エンジンそのものは痛みが少ない場合が多いですが、やはり低年式ですので、エンジンの性能が最新の車と比較して劣っていることは否めません。

また、年式があまりに低いと、サビが出てきたり、ゴム系の部品が劣化していたりなど、修理代が高額になることも考えられます。

予算重視であれば、走行距離が少なく、低年式でコンディションが良いものを探してみると良いでしょう。

性能を重視するなら高年式

日本の車の技術は、年々進歩していますので、性能を重視するならば、やはり高年式を選ぶのが賢い選択です。

高年式のものであれば、劣化や故障の心配は少なくて済むことが多いですし、カーナビや、カーステレオなどの、付属品も低年式のものと比較すると、時代に合ったものとなっています。 また、燃費が向上しているのも、高年式の車のメリットです。

しかし、いくら高年式であってもやはり中古車なので新車と比較すれば、多少のトラブルを覚悟しておく必要もあるでしょう。

低年式の車が故障した場合と比較すれば、修理代はそれほどかからない程度の故障であることが多いため、性能を重視するのであれば、より高年式なほうを選ぶのが妥当です。

走行距離による価格設定

同じ車種・モデルの場合、走行距離が多いほど価格は下がる傾向になります。

走行距離による価格設定の、目安の1つは5万kmを超えているかどうかです。

10万kmを超えている車であればさらに価格は下がります。

これは高年式の車にも言えることですので、高年式の車を探そうとしている方は、同じ車種でも走行距離の多い高年式の車を購入した方が、走行距離が少ない高年式の車を買うより、低い価格で買えるということになります。

しかし、前オーナーの利用の仕方によって、コンディションが悪くなってしまっている高年式の車もありますので、注意が必要です。

例えば一度もエンジンオイルを交換せずに、かなりの距離を走行していたりすると、エンジン自体の故障に繋がる可能性があります。

しかし、走行距離が多い場合でも、メンテナンスのしっかり行なわれている車であれば、主要な箇所に故障が見つかる可能性は低いと考えられますので、できるだけお得に高年式の車を購入したいのであれば、その車のコンディションまで細かく見ておく必要があります。

価格は気にしないので、とにかくコンディションの良い、性能の高い中古車を購入したい、という場合には、出来る限り走行距離の少ない高年式の車を選ぶのが良いでしょう。 

結局何を重視すれば良いのか

価格重視で低年式の車の購入を考える方は、できるだけコンディションの良いものを探す必要があります。

 故障が立て続けに起こっては、せっかく安く中古車を購入出来ても、維持費が高額になってしまうためです。

そして性能重視で高年式の車の購入を考える方は、予算の設定によって、走行距離の多いものを選ぶか、少ないものを選ぶか、考えてみましょう。

走行距離の多いものの方が、性能を十分に活かしたカーライフを送れる可能性は、高くなります。

しかし高年式の車であっても、それぞれに性能や用途が異なりますので、自分の生活に即した機能を持つ車を選ぶことも大切です。

たとえ低燃費であっても、ガソリン代を上回る維持費がかかるものも中にはありますので注意しましょう。

このような理由から、購入後のトータルコストも考えた上で、年式、そして走行距離を見比べて、予算に合った車を見つけ出すことが、最も重視すべきポイントだと考えられます。

※個人的には、高年式の距離を走っているものを推奨しますね。

値段も手頃で買えるし、正直言って、あまり壊れないですからね。