【車ナビゲーション:車の買い方編㉕】新古車(未使用車)とは?メリット・デメリット。
中古車市場でよく聞く「新古車」。
販売表示などでは「未使用車」と表現されているものが多いこのジャンルは、新車よりも人気が高いジャンルとして話題となっています。
新古車とは一体どのような車なのでしょうか?
新古車とは?!
新古車とは、ナンバー登録をしただけで手放された、未使用の車のことで、現在では「未使用車」と表記することになっています。
走行距離も短く、誰も乗っていないため、新品同様で非常にきれいな車です。
ナンバー登録しただけで手放したのは、個人的な理由がある人もいますが、だいたいが自動車メーカーと販売店の事情により、新車が次々と新古車として中古車市場に流れているのが現状です。
生まれた事情はさておき、新古車は「新車同様の車が新車より安いから」、という理由から、中古車市場でも人気があります。
特に名義変更の簡単な軽自動車は、新古車として市場に出回りやすいのが特徴です。
新古車を選ぶメリット
ここで、新古車を選ぶメリットをご紹介しましょう。
①新車同様でキレイなのに、中古車価格で購入できる。
②車検が長く残っている事が多く、自動車重量税が免除。
③4/1以降に購入した場合は、購入した年度の自動車税が免除。
④扱いは中古車なので、納期が早い。
新古車を選ぶ際の最大のメリットは「各種自動車税が免除」になる点です。
安く買える上に余計な費用もかからないとあれば、新古車が市場で人気なのも納得です。
新古車を選ぶデメリット
いいこと尽くしの新古車、気になるデメリットは下記の通りとなります。
①在庫車の中からでないと選べない。
②グレードやオプションがついていない。
③人気車種はあっという間に売り切れる。
新古車は魅力的な車ですが、通常の中古車と同じように、展示されている車になります。
購入する際はきちんと点検しているのか、傷などはないか、本当に未使用かなどを、しっかり確認するよう心がけましょう。