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【車ナビゲーション:車の買い方 55】中古車リースのメリット・デメリット

最近テレビCMでも、「カーリース」という言葉をよく耳にしますが、 新車のリースのほかに中古車もリースで使用することが可能です。

ここでは中古車をリースで使用する際のメリット、デメリットを見ていきましょう。

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そもそもカーリースとは

リース会社という企業の存在もメジャーになってきました。

主に企業がリース会社のサービスを活用し、 営業等で必要になる車を所有せず、リース会社にリース使用料を払って、使用する形態です。

最近は「個人リース」などもありますが、 貸す・借りるという条件でレンタカーとは大きく違います。

レンタカーもカーリースも、リース会社の資金で車両を調達し、 その車両を使用者に貸すというところは同じですが、 カーリースは、 「主に特定の企業や個人事業主を対象に長期契約をしてその期間車両を貸し渡す」、 という違いがあります。

車検証の所有者はそのリース会社になり、使用者は契約したところになります。

『中古車リース』とは、中古市場からリース会社が車両を調達して、 期間契約をして専用使用させる契約です。

中古車リースのメリット 

契約形態にもよりますが、リース契約ということで金利が掛かってきます。

車両本体の価格だけではなく車検費用や法定点検の費用にも金利が掛かります。

リース会社としては利益を出さなくてはなりませんから、 当然その契約金(リース料)にマージンが入っていると考えるべきでしょう。

車を購入して資産計上しながらも毎月の支払いを計算すべきか、 全てを経費として計上するか考えどころでしょう。

また、何かの理由で車が必要になったからと言って、安易に解約できるものではありません。 リース契約ですので、途中解約には違約金が発生することになります。

そして、リース終了時に追加料金が発生する場合もあるので注意が必要です。

走行距離制限がある契約の場合、その制限距離を超えた走行をすると、 リース終了時にその超えた走行距離分の料金を追加で支払う必要があります。

また、リースされた車のメンテナンスなどを怠り、 車の価値が下がってしまったと判断された場合は、 契約終了時に損害金が発生する可能性があります。

中古車リースを契約する時の注意点

日本も契約社会と言えますが、 契約をする時にはさまざまなケースを想定して契約書に盛り込むと良いでしょう。

一見難しそうなカーリースですが、次のようなことも契約可能な場合があります。

『リースバック』と言って、現在保有している車をリース会社に買い取ってもらい、 その車をそのままリース契約にするという方法もあります。

この方法だと車が資産にならず、 また慣れ親しんだ車にそのまま乗ることができ、経費に計上することもできます。

通常の乗用車では聞き慣れないかもしれませんが、特殊機械や工作車両では一般的な契約形態です。

まずはリース会社にアドバイスをもらうことも可能ですので、相談してみると良いでしょう。

中古車リースは文字通りリース契約ですので、契約内容をよく確認することが大切です。

中古車リースを利用する場合は、リース会社によく相談をしながら進めていくようにしましょう。