【車ナビゲーション:車の買い方 70】中古車ローンを組む際のよくあるトラブル・注意点
中古車のローン契約を結んだ後に、車が納車され、ローンの支払も滞りなく行われれば問題ありませんが、中古車のローンに関するトラブルは後を絶ちません。
ここでは、中古車ローンを組む際のよくあるトラブルや注意点について説明します。
中古車ローンを組む際によくあるトラブルとは?
新車も中古車も車を購入する際は、ローンを組むのが一般的な支払方法です。
さらに名義変更などの手続きなども含めると、販売店とさまざまな書類を取り交わすことになります。中古車を購入する際には販売店と書類のやり取りが多い分、 それらにまつわるトラブルも数多く報告されています。
例えば、購入者側のトラブルで言うと、契約をした後に突然キャンセルをする「購入後キャンセル」や、納車後にキャンセルを申し出る「納車後キャンセル」、ローンを払い切れずに滞納してしまう「ローン未払い」などが挙げられます。
どのトラブルも販売店側に多大な迷惑がかかるほか、購入者サイドの信用問題にも大きく関わってきます。
中古車ローンで起こるトラブルの原因
購入者側が原因とされるトラブルの中でも多いのが「購入後キャンセル」です。
ローン契約を締結後、車が納車される前のキャンセルです。
気が変わって他の車も検討してみたい、販売店の対応に不安を感じる、今後のローンの支払に不安があるなど、さまざまな理由により、購入者側からキャンセルを申し出ることは可能です。
しかしながら、売買契約書に記載されている通り、一定のキャンセル料が発生する場合があります。
また、すでに名義変更が完了している場合はキャンセルができない可能性もあります。
キャンセルのタイミング、売買契約書に書かれている条項、販売店の取り決めなど、一律の決まりはないため、トラブルを防ぐためにも、あらかじめ確認をしておくようにしましょう。
中古車ローンを組む際の注意点
トラブルに発展しないためにも、中古車を購入前に、支払や購入後にかかる費用などをよく調べ、その上で気に入った中古車選びを行いましょう。
また、中古車を購入する際は、売買契約書の内容を十分理解し、万一キャンセルを申し出た場合の条件や対応などについて理解することで、不要なトラブルは回避できるはずです。
一方的なキャンセルは大きなトラブルへ発展する可能性もあります。
ローンを組んで中古車を購入する場合は、慎重に売買契約やローン契約をするようにしましょう。