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【車ナビゲーション:車の買い方編⑭】中古車購入後の車検と注意点

中古車を購入した場合、車検はどのようになるのか、新車を購入した場合とはどう違うのかについてご説明いたします。

購入後初めての車検や、2回目以降の車検での注意点もあわせてご紹介いたします。

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購入後、車検は有効期間内に通す

購入後、車検は有効期間内に通す 中古車の場合、車検が切れているものについては、名義変更の前にまず車検に通す必要がありますので、購入の手続きがきちんと済んでいれば、購入後2年間は車検を受け直す必要はありません。

購入時に車検の有効期間が継続している場合は、車のフロントガラス中央上部に、ステッカーが貼られていますので、確認しましょう。

このステッカーには車検有効期間の満了する日が記載されてあります。

車検は有効期間満了の1ヶ月前から受けることができますので、できるだけ早めに受けておきましょう。

ステッカーに記載されている日を過ぎてしまうと、車検の切れた車ということになってしまいますので、公道を走らせることはできません。

この場合は、別の車両に運んでもらうか、仮ナンバーを借りるなどして車検を受けに行く必要があります。

車検の切れた車を公道で走らせた場合は「無車検運行」となり、違反点数6点、罰則は6ヶ月以下の懲役か、30万円以下の罰金を科せられることとなります。

早めに車検を受けても、有効期間が早めに終わってしまうことにはなりませんので、余裕を持って受けておくのが良いでしょう。

新車の場合の車検は?

新車の場合は、購入時に登録後、初回のみ3年間の車検有効期間が設けられています。

これが中古車との大きな違いです。 初回のみですので、2回目以降からは通常の2年間の有効期間となります。

新車は工場で生産されたばかりのものですので、中古車と比較すると、事故を起こさない限りは故障を起こす可能性が少ないと考えられます。

中古車は、製造後1年未満しか経っていない場合を除き、全て2年おきに車検を通さなければならない、ということになります。

購入後初めての車検で注意すること

中古車を購入後、初めての車検では、どこに点検や整備を依頼して車検に通すか、悩む方も多いことでしょう。

車検にかかる費用は、車種や依頼する業者によってまちまちです。

点検の内容や整備の内容にも、様々なものがありますので事前に確認をしておきましょう。

車検で点検しなければならない内容は、法定点検で定められている箇所のみですので、それ以外の部分が壊れていても、法定点検で定められている箇所でなければ、車検には通ることになります。

業者によっては、車検に通すための最低限の点検整備しか行わないところもあり、そのような業者に依頼をした場合は車検後に車のどこかが壊れても、それは改めて別途で修理してもらわなければならなくなります。

更に車検は「通れば2年間はその箇所が壊れることは無い」という意味合いのものではないことを、念頭に入れておかなければなりません。

車に関する知識が少ない場合には、このことがよく把握できず、きちんと点検・整備を行ってもらったはずなのに、車検後すぐに故障が出てしまった、などのトラブルに見舞われることもあります。

また、依頼する業者によっては、必要最低限の点検・整備しか行なっていないのにも関わらず、高額な費用の請求が来ることもありますので、このあたりの知識や情報を集めることが非常に大切です。

製造後2回目の車検の注意点

製造後2回目の車検が近付いて来たら、それなりの年数が経過したということですので、車の様々な箇所に摩耗が出てきていることに注意を払う必要があります。

購入時にきちんと整備してもらっていた部分でも、ゴム製の部品や、オイル類は、年月が経過すると劣化してきます。

知識があれば、自分で交換することも可能ですが、全く分からないという場合には、車検に通す前に、このあたりの整備も行えるかということも考慮して業者を選ぶ必要があるでしょう。

普段から自分で点検や整備をできるようにしておき、簡単な点検と整備を業者に依頼すれば、比較的安価に済ませることができます。

しかし車検を機に点検箇所以外の整備もきちんと行なってもらいたい、と考える方も少なくありません。

こういった場合は、それなりに費用がかかっても、質の高い整備を行ってくれる業者に整備を依頼することをおすすめします。

このように、車検を受ける方法も様々ですので、自分の目的に合った業者を選ぶことが大切です。