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【車ナビゲーション:車の買い方編㉗】電気自動車への買い替えは得or損?!

ガソリンの価格の高騰状態が続くと「電気自動車に買い替えたほうがいいのではないか」と考えることもあるかと思います。

しかし、電気自動車に買い替えれば本当に維持費なども含めてお得なのでしょうか??!!

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ガソリン代と税金

ガソリン代は一時期と比較すると、非常に高くなっています。

このようにガソリン代が高いと、燃費の良い車が欲しくなってしまうのは、ユーザーとしては当然のことです。

国でも電気自動車やハイブリッド車は減税の対象になっていますし、税金が安くなるというのは、ユーザーにとっては大きなメリットになります。

電気自動車の電気代はガソリン代の1/3~1/9程度ですし、減速時にエネルギーを回収できるため、エネルギー効率はガソリン自動車の3倍近くになると言われています。

こうして見ても、燃費、税金の安さ、といった点で電気自動車は非常に魅力的な存在です。

しかし、車は燃費だけでなく、安全性や信頼性、車両価格や用途、エンジンのことなども考えて選ぶことが大切ですので、よく考える必要があるでしょう。

 ガソリン代が200円を超えたら買い替え目安

ガソリン代がいくらになれば、所有する車を買い替えたりすることについて考えるのか、あるデータを元に見てみると、200円が最も大きな目安となっているようです。

この場合、電気自動車やハイブリッド車に買い替えることを考える方は、約4割ほどいることがわかっています。

中でも注目したいのは、電気自動車やハイブリッド車に買い替えることを考えている方々のほとんどが、比較的所得の高い人であるという点です。

実際は、所得の低い人の方が、本来燃費のいい車を所有したいとおもうはずですが、電気自動車に関しては、車両価格そのものが高額なため、所得の低い人には手が届かないという現状があるのです。

同程度の車格の車で比較してみると、電気自動車は200万円近く高くなってしまいます。

このため、買い替えを考える際に、電気自動車を候補に上げることができるのは、所得の高い人になってしまうのです。

将来的には、この価格差は縮まっていくことが予想されますが、現時点ではまだまだ、価格差は大きいを言わざるを得ません。

電気自動車の現実問題

電気自動車を使用するには、空の状態の場合、100Vコンセントを使用して、約4時間から16時間充電すれば、フル充電となります。

急速充電器を使用すれば一般的には長くても30分で80%程度まで充電をすることが可能であるといわれています。

しかし現在のところ、インフラ整備が進んでいないため、充電が少なくなってきたときに「どこでなら充電できるのか」とヒヤヒヤしながら運転しなければならないこともあるかもしれません。

また、実際の航続距離ですが、満充電した状態で100~200km程度であると言われており、ガソリンで走行する自動車に比べると、用途が限られています。

日常で活用するには十分であるかもしれませんが、長距離を走ることになった場合には、充電する場所を予め確認しておく必要もありますし、少々手間がかかると言えるでしょう。

クリーンで、高いガソリン代も必要としない電気自動車ですが、いざ買い換えるとなると、車両価格が高額であったり、充電に困らないインフラを必要とするなど、デメリットもあります。

買い替える時には、自分が今現在どのような車を必要としているのか、ということを十分に考えた上で、様々な要素を考慮してみましょう。

その上で、電気自動車が良いということであれば、電気自動車に買い替えることも、良い選択になるかもしれません。