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【車ナビゲーション:車の買い方 63】中古車購入における頭金と手付金の違い

中古車を購入する場合、頭金や手付金など名称の異なった費用が発生することがあります。

これらの費用の内容をしっかり理解しておかないと、余計なトラブルに発展してしまうこともあるので、中古車売買契約を交わす前に具体的なポイントについて知っておきましょう。

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頭金とは

頭金とは、ローンを組んで購入する場合に最初に支払っておく一定の金額のことを言います。

マイホームなどを購入する場合によく耳にする頭金ですが、これは中古車購入でもあてはまります。

金額は購入者が自由に決められるケースがほとんどですが、ある程度の金額を準備しておいた方が審査に通りやすかったり、月々のローン返済額を抑えることができるというメリットがあります。

ローン返済額が減ればその分支払うべき利息も減少するため、トータルで見た場合に負担を小さくすることもできます。

中には頭金不要で中古車を購入できるケースもあります。

この場合、ローン返済額は増えるものの、購入当初はまとまった現金を手元に置いておけるので、 経済的に不測の事態に備えやすいと言えるでしょう。

手付金とは

手付金とは、不動産や車の売買契約に当たり、購入者が購入の意思を確実に示すために支払う一定の金額のことを言います。

契約が確かに成立したという証拠として取り扱われる意味合いが強く、後々もし契約が不成立となった場合に備えて、販売店側が担保を先に受け取っているとも言えます。

購入者や売り主が一方的に契約をキャンセルしてしまわないように取り交わす、保険のような役割も果たしており、契約金として認識されることもあります。

もし購入者の都合で契約を不成立にする場合は、支払った金額をそのまま放棄するケースが多いので注意が必要です。

法律で定められた強制力のある制度ではなく、あくまでも双方の合意の上で取り交わされるものですが、一般的には売買代金の1割前後の金額となっています。

中古車購入時における頭金と手付金とは

中古車を購入する場合、中古と言えども100万円以上することも多いため、現金一括で購入する人はあまり多くはないでしょう。

多くの場合、金融機関のローンを組んで中古車を購入することになりますが、その際には、できるだけ頭金を支払っておいた方が様々な面で有利になります。

一定額をまとめて支払えるということは、それだけ経済力があることを示しており、 返済能力も保証されると判断されるため審査に通りやすくなるのです。

一方の手付金は、販売店や車種によって必要か否かが異なります。

手付金を支払った後に購入者がキャンセルしてしまうと、支払った金額を放棄することになるだけではなく、別途違約金も請求されるも場合あるので注意が必要です。

手付金は多くの場合、購入の意思があり正式契約を前提とした保証の意味合いがあります。

また、販売店によっては「手付金」と同じ意味合いで、「申込金」や「内金」という名称を使用している場合もあります。

正式に契約書を交わす前でも、中古車購入時に発生する費用に関しては、それがどのような意味合いを持っているのかを事前によく確認するようにしましょう。