【車ナビゲーション:車の買い方編㉘】ファミリー世代におすすめの買替車の選び方
家族にとっての車の買い替えは、家族構成や子どもの成長が関係します。
小さい子どもの場合、チャイルドシートを装着しなければなりません。
買い替えを検討している家族が、快適に過ごせる車選びを見ていきましょう。
両親とチャイルドシートが必要な子ども2人の場合
チャイルドシートは、2000年4月1日から施行された改正道路交通法で、6歳未満の乳幼児の乗車の際に使用が義務付けられました。
対象の子どもが2人いるご家庭では、頭を悩ませる問題があります。
後席にチャイルドシートを2つ装着したら、人が座ることができません。
なので、3列シートのミニバンという選択肢しかないと思われますが、待ってください。
以下の状況を考えてみましょう。
1.家族以外の者を乗せる機会が多いのか
2.ご主人が運転する機会が多いのか
3.第一子の年齢が4歳以下か
この1~3の状況によって、3列シートのミニバンか通常の乗用車になるかの決め手になります。
3列シートのミニバンは居住性に優れているが。。。。
1から3まで全て○ならば、迷わずミニバンを選択し、一つでも当てはまらなければ少し考えましょう。
問題になるのは「2.ご主人が運転する機会が多いのか」のケースです。
日常的に奥様が運転する場合、3列シートのミニバンだと、子どもに手が届きにくい難点があります。
乗用車ですと、シートを後ろにずらして振り返れば、子どもの世話も容易にできます。
降車したり、ウオークスル―でも後席に移動する手間がないのです。
子どもにとっても、母親との距離が近ければ安心しますよね。
運転に不慣れな場合、コンパクトカーだと負担も少ないです。
第一子が6歳になれば、後席に大人も乗れるようになります。
子ども2人が小学生以上なら、ライフスタイルを優先するといいでしょう。
実際に4人家族の車を選んでみると
ミニバンを選んだ場合、7~8人乗りを4人で使うので、贅沢な居住空間が最大の利点です。
後席ドアがスライド式のため、子どものドアの開閉時の気遣いもなくなります。
アウトドア志向のある家族、子どもの友達を乗せてのスポーツ大会の送迎にも活躍します。
手ごろなのは、トヨタ・ヴォクシー/ノア、日産・セレナ、ホンダ・ステップワゴンなどがおすすめです。
ともに5ナンバーサイズで、200万円半ばのプライスです。
中古車だと年式・走行によって、その半値以下でも買える程度の良いクルマも沢山あります!!
各メーカーもこのサイズのミニバンの開発に力を入れ始めています。
またコンパクトカーも各メーカー共に、4人乗車でも狭さを感じません。
少なくとも5年先を見通した車選びを!
車を買い替える際、今を基準にするよりも5年先を目安にした方がよさそうです。
新車の買い替えサイクルは、5~7年が一般的だからです。
中古車も同じ位です。 家族のライフスタイルをしっかり検証して、最適な一台を見つけましょう。