【車ナビゲーション:車検の豆知識】車検の期限が切れていた時の対応方法
仕事や家事・育児・介護など日々の生活に追われていると、気がついたら“車検の期限が切れていたっ!!どうしよう…”なんてうっかりはありませんか?
とくに、転勤や転職・結婚などで引っ越しをすると、車検案内のDMで気づくという手段も減ると思います。
車検の満了日が過ぎていることに気づいてしまったら、どうしたらいいのでしょうか?
違法な事をしていたのだから自首するべき?
それとも気が付いてないフリをする?
車検が切れていたら。。。
『公道を走らなければ、何の問題もありません』農家の方が、自分の土地で作業車を走らせても何の問題もないのと同じことです。
対応方法としては、
1.すぐに仮ナンバーを取得してユーザー車検を受けるか、車検ができる整備工場を探す
2.公道を乗らないように、必要ならレンタカーなどを用意する です。
車検に出す際は、車検の期限内でも満了日を過ぎたとしても必要な書類は変わりませんし、手続きが増えたり減ったりすることもありません。
ただ、公道を走れないので、車検をしてくれる整備工場まで車を持って行くことができません。
そのため、レッカー車を頼むか仮ナンバーを取得することになり、結果的に車検の費用が増えるか手間が増えるかになってしまいます。
車検が切れた車で公道を走ってしまうと?
車検が期限内であろうが期限切れになろうが、何の違反にはなりませんし当然、罰則もありません。
しかし、公道を走行すれば話は別です。免許の点数や罰金はもちろんのこと、前科や悪質性・常習性が認められれば実刑を受け交通刑務所に服役という可能性もありえます。
また、車検が切れているということは自賠責保険も切れた状態ということになるので、事故にあってしまうとどこからも補償してくれませんし最悪のケースでは、任意保険でも補償してくれません。
車検の期限が切れた車を移動するには
公道を走れないということは、代わりの方法を使って公道を移動できるようにする必要があります。
1.仮ナンバープレートを取得する
2.レッカー車で運んでもらう
以上の2通りの方法があります。
ユーザー車検を受ける方、車検の費用をできるだけ抑えたい方、時間をかけられる方などは仮ナンバー取得がおススメですが、車検の費用がかかっても仕方がないと思う方、時間が取れない方などはレッカー車で運んでもらうのがいいでしょう。
車検切れをなくすためにはどうしたらいい?
公道を走るために仮ナンバーを取得する必要があるなど、車検切れになってしまうと要らぬ手間とお金がかかってしまいます。
そうならないためにも車検の時期を忘れないことが大切です。
ですが、車に詳しくない人や馴染みの整備工場がない場合、誰にも指摘されずに車検の時期を忘れて、“車検が切れてしまった!”という事態にならないとも限りません。
現実的な対策としては、車検切れになる前に車検案内をしてくれる業者を選ぶことですが、費用面でそういった業者を選ぶことができない場合は、車検などのメンテナンス関係の管理をできるアプリを利用してみると良いでしょう。
自分の愛車に行ったメンテナンスを記録して把握できるものや、次回のメンテナンス時期をアナウンスしてくれるアプリもあるので、そういったツールを利用すれば車検切れをなくすことができるのではないでしょうか。